【完全版】シェアハウスの内見でチェックすべき28の項目

選び方

「物件サイトの写真だけでは不安……」
「内見で何を質問すればいいか分からない……」

はじめてのシェアハウス内見は、どこに注意すればよいのか分かりにくいものです。

シェアハウスは一般賃貸の内見と少し違いますし、なんとなく雰囲気だけで決めてしまって、入居してから大失敗……ということもあります。

この記事では、シェアハウスがはじめての方でも、入居前に後悔しない選び方ができるように、入居前・内見中・内見後にチェックするポイントをまとめた実践ガイドをお届けします。

シェアハウス<br>運営者
シェアハウス
運営者

要点を押さえていたら、はじめての内見でも怖くありません!

  1. 内見前のチェック項目
    1. 条件の優先度を決める
    2. 総額コストを試算する
    3. 持ち込み家具の採寸と確認
  2. シェアハウスの内見当日チェック項目28選
    1. 個室
      1. 部屋全体の採寸
      2. 搬入経路のチェック
      3. 収納をチェック
      4. 壁の厚みをチェック
      5. 採光のチェック
      6. 断熱(窓・サッシ)のチェック
      7. 建て付けをチェック
      8. 空調(エアコン)
      9. 匂いと衛生面のチェック
      10. セキュリティ・プライバシーのチェック
      11. 災害時のチェック
      12. インターネット速度のチェック
    2. 共用部
      1. キッチンのチェック
      2. リビングのチェック
      3. ルールのチェック
    3. コミュニティの雰囲気
      1. 入居者構成をチェック
      2. 生活リズムをチェック
      3. イベントの頻度をチェック
      4. 定着度
      5. コミュニケーションの質
    4. 周辺環境
      1. 街並みを平日と週末の昼・夜にチェック
      2. 駅まで“実歩”で体感
      3. 最終バス・終電などの帰宅動線の確認
      4. 生活利便(徒歩圏)
      5. 夜道と防犯
      6. 騒音・においのホットスポット
      7. 駐輪・駐車
      8. 雨天/荒天シミュレーション
  3. 運営に聞くべき14の質問
    1. 基本の5つの質問
      1. 入居者の勤務形態の比率
      2. トラブル時の対処フロー
      3. 退去時の請求の目安
      4. ネット環境の実力
      5. セキュリティの運用
    2. 周辺情報の5つの質問
      1. 終バスと終電について
      2. 夜間のルートについて
      3. 駐輪場について
      4. 終バスと終電について
      5. ご近所トラブルについて
    3. コミュニティの質を見抜く4つの質問
      1. イベントの頻度について
      2. 入居者同士の連絡について
      3. リビングの使われ方について
      4. ルールについて
    4. 目で見てわかる!良いシェアハウスの見分け方
      1. 運営のサイン
      2. 入居者のサイン
  4. まとめ

内見前のチェック項目

気になるシェアハウスをピックアップしたら、内見の確認を行いましょう。

シェアハウスのピックアップ方法は、以下の記事も詳しく記載しているので参考にしてみてくださいね。

条件の優先度を決める

気になるシェアハウスを見つけたら、ポータルサイトから内見の申し込みをします。

シェアハウスは立地や家賃に惹かれて“直感決め”しがちですが、基準を整えないと「こんなはずじゃなかった……」と後悔の元になることも。

まず5分でいいので、スマートフォンのメモ帳や、A4の用紙にシェアハウスに住むにあたっての目的を思いのままに書き出しましょう。

  • なぜ、シェアハウスなのか?
  • 交流したいのか静かに暮らしたいのか?
  • 固定費を抑えたいのか?
  • 通勤利便を優先したいのか? など

次に、絶対守りたい条件とそうでない条件を仕分けてから、絶対守りたい条件に優先度を仕分けましょう。
気になっているシェアハウスが優先度の高い条件にいくつ当てはまるかチェックして、内見の順番を決めていきましょう。

内見申し込みから48時間返事がなければ、申し込みが届いていない可能性もあるので再度連絡をしましょう。それでも反応がなければ別物件も並行検討が安全です。
シェアハウス会社の対応は、運営品質の指標のひとつとなります。

総額コストを試算する

シェアハウス入居にあたり、総額コストを試算しましょう。

家賃4万円という表記があっても、管理費1万円+水光熱費8千円+保証金3万円など、表面ではわかりにくい費用が積み増しになる可能性があります。

家賃だけでなく、毎月にかかる費用や初回にかかる費用の総額をしっかり確認をしておきましょう。

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シェアハウス
運営者

初期費用はシェアハウス会社によって数万の差が出ることがありますので、賃料だけでなく総額の試算が重要です。

持ち込み家具の採寸と確認

シェアハウスに入居するとき、持ち込み予定の家具がある場合は、事前に採寸して家具リストを作っておくことで内見時のレイアウトをイメージしやすくなりますよ。

“置ける”だけでなく“入る・使える”まで確認しましょう。
内見前に以下をメモしておくと、現地でレイアウトが一発で決まります。

当日は採寸のために、100円均一でも売っているスチール製コンベックスのメジャーを持っていきましょう。

裁縫用の柔らかいメジャーやスマホのAR計測ですとたわみ・誤差が大きく数値が大きくずれることもあるので避けましょう。

シェアハウスの内見当日チェック項目28選

内見前の準備が終わったら、いざ内見へ。
26個の項目に分けてチェック事項をまとめましたので当日はチェックしてみてくださいね。

個室

シェアハウスで唯一のプライベート空間である個室は、以下の点をしっかりとチェックしていきましょう。

部屋全体の採寸

部屋は壁〜壁までの四隅の内寸、梁の出っ張り部分、ドアの開閉域、カーテン設置を想定した窓幅部分をメモし持ち込む予定のベッドやデスクの寸法と照合します。

コンセント位置や、室内にインターネットの光コンセントがある場合はその位置もメモしておくことで、机の配置など部屋のレイアウトの参考になりますよ。

シェアハウス運営者
シェアハウス運営者

採寸の精度を上げるために内見担当スタッフに協力を仰ぐと良いですよ

搬入経路のチェック

家具は置ける想定でも「入らない」という問題は意外と多いです。
特に製造の古い家具や外国製の家具の場合は、要注意。

搬入経路となるエレベーターや階段幅、曲がり角、ドアの幅を採寸しておきましょう。

収納をチェック

収納はクローゼット寸法、ハンガーパイプがある場合はその長さや何枚服を収納できるかシミュレーションしてみましょう。

棚がある場合は耐荷重を確認し、個室の収納以外の共用ストレージスペースの有無をチェックしましょう。

壁の厚みをチェック

壁の厚みや建具の当たりは、許可を得た上で軽くノックして確認しましょう。薄いと反響音が出るので要注意です。

また、騒音は無音で30秒ほど耳を澄ませてチェックしましょう。廊下・隣室の生活音、設備音(給排気・冷蔵庫・配管)がどの程度届くかを把握します。

可能なら居住者が多い時間帯の内見がおすすめです。
人の声や足音の伝わり方まで体感でき、入居後の音環境を具体的にイメージしやすくなりますよ。

採光のチェック

部屋の採光は気分や体調にも直結します。
日中にお部屋で過ごす時間が長い方は、最重要項目として必ずチェックしておきましょう。

まずはお部屋の方位と、向かいの建物や樹木などの遮蔽物もチェックして、日中どれくらい明るいか確かめてみてください。
北向きでも遮るものが少なければ、意外と明るく感じることもあります。

WEBサイトの写真には、採光の調整が入ってることもあるので「実際の明るさ」を自分の目で確認しましょう。

断熱(窓・サッシ)のチェック

窓は一枚ガラスか二重ガラスか、サッシの気密は十分か確認しましょう。

手のひらを近づけてすきま風がないかもチェックしてください。

すき間風があったり立て付けが悪かったりすると、冷暖房効率が落ちて毎日の小さなストレスになります。

建て付けをチェック

シェアハウスのトラブルの要因の一つである音問題の起因となる建て付けはしっかりとチェックしておきましょう。

ドアは、手を離しても静かに最後まで閉まるかを確認して、「バタン!」と大きな音が出るなら、調整不足や枠のゆがみの可能性があります。
ほかの部屋の音も響きやすいので注意が必要です。

気になる場合は、音を和らげる調整やドアの当たりに貼るクッションを対応してもらえるか、入居前に運営へ相談しましょう。

空調(エアコン)

空調はエアコンの年式とエアコン清掃をした日を確認をして、試運転で内部の清潔感や立ち上がり、風量の体感してみるのもおすすめです。

また、エアコンが設備なのか残置物なのか聞いておくと良いでしょう。
残置物の場合、故障時は買い替えの場合も含めて自己負担になり、実質“エアコンなし”と同義になります。

匂いと衛生面のチェック

入室したら、まず最初の一呼吸でにおいを確認してください。
タバコや強い芳香剤、湿気っぽさが残っている場合は、においの元を隠している可能性もあります。

次に、巾木(はばき=床と壁のあいだの細い板)や部屋のすみ、クローゼットの奥をさっと見て、カビの黒いよごれがないか確かめましょう。

においと痕跡は“暮らしのリアル”が出やすい部分です。ここで違和感があるお部屋は、より慎重に見てみましょう。

セキュリティ・プライバシーのチェック

シェアハウスの個室には内鍵が付いているか、実際に開け閉めしてしっかり施錠できるか確かめましょう。
電子錠の場合は、居住者がパスワードの変更が可能なのかも確認しておくと安心です。

女性専用ハウスまたは女性専用エリアがある場合は、立入ルールを質問しておくと安心です。

安心して暮らせるかをルール運用の実態で見極めることができます。

災害時のチェック

内見では災害時の「もしも」を想定しておきましょう。

まず火災報知器や消火器が設置されているかを確認します。
小規模ハウスでは個室に報知器がない場合もあるため、設置場所と数をチェックしておきましょう。

運営側で災害時の対応について聞いておくと安心です。

インターネット速度のチェック

家で仕事を行う方は、インターネット速度を実測しておくと安心です。
内見で実測は難しい場合があるので、事前の内見担当者に実測を相談しておくと良いでしょう。

重いデータの受け渡しが必須の業務の場合は、有線LANの有無を確認しておくと安心です。

基準は「下り30Mbps/上り10Mbps・未負荷50ms以下」が最低ライン、会議が多い人は余裕を。

速度の実測サイト参考 : https://fast.com/ja/

最低限(1人・HD会議が主)
項目快適最低限
ダウンロード30Mbps 以上20–29Mbps
アップロード10Mbps 以上5–9Mbps
レイテンシ
(未負荷)
50ms 以下51–100ms
レイテンシ
(負荷時)
150ms 以下151–200ms
快適(毎日会議+画面共有が多い)
項目快適最低限
ダウンロード30 Mbps 以上20–29 Mbps
アップロード10 Mbps 以上5–9 Mbps
レイテンシ
(未負荷)
50 ms 以下51–100 ms
レイテンシ
(負荷時)
150 ms 以下151–200 ms
高負荷(1080p配信・同時端末が多い)
項目快適最低限
ダウンロード100 Mbps 以上50–99 Mbps
アップロード20–30 Mbps 以上10–19 Mbps
レイテンシ
(未負荷)
50–80 ms 程度以下81–120 ms
レイテンシ
(負荷時)
150 ms 以下151–200 ms

共用Wi-Fiが不安定な時の逃げ道として、近隣に予約不要で使える時間貸しコワーキングがあるか押さえておくと安心です。

共用部

キッチンのチェック

共同キッチンでは、冷蔵庫の区画分けやラベル運用、収納棚の自分のスペース確保状況を確認しましょう。

まな板・包丁・鍋・フライパン・レンジ・トースターなど調理器具の数と状態、作業台の広さや動線も大切です。

ピーク時の混雑や使用時間ルール、洗剤・スポンジなど消耗品の補充区分、調味料の扱いまで確認できれば、入居後の摩擦を減らせますよ。

リビングのチェック

リビングはシェアハウスの顔です。
まず照明の明るさと席数、テーブルの高さやコンセントの位置を見て、在宅ワークや食事がストレスなくできるかイメージしてみてください。

テレビやBGMの音量感、静音時間の有無、オンライン会議をしても大丈夫な雰囲気なのかという点もポイントです。

リビングの清潔感や私物の有無、掲示板や連絡ボードの状況からもコミュニティの空気感が伝わってくるはず。

ルールのチェック

トラブルを減らすコツは、ルールの“見える化”です。

内見では、キッチン・浴室・ランドリーの使用時間や静音時間、清掃体制、ゴミ分別と置き場など確認をしましょう。
内見前にハウスルールが確認できるようであれば確認して気になる点をチェックしましょう。

ハウス内で、曖昧な説明や古い掲示が残っている場合は、曖昧なルールで生活していることも多いため入居後の摩擦が増えがちです。

気になる点は担当者にしっかり確認して、自分の暮らし方と相性が合うかを見極めましょう。

コミュニティの雰囲気

シェアハウスの目的は、『ルームメイトとの交流』という方も少なくないはず。
ここでは、コミュニティに関して内見時にチェックすべき点を詳しくまとめています。

入居者構成をチェック

シェアハウスは居住者の年齢や職業の構成比率により、コミュニティの雰囲気は大きく変わります。

そのため、シェアハウスに住んでいる方の年齢の中央値や職業の比率、国籍の多様性などを確認することで、日常の会話のトーンや生活時間が想像しやすくなります。

単一層に偏りすぎていると、良くも悪くも色が強く出ます。
あなたの価値観と相性が良さそうか、構成比率から当たりをつけましょう。

生活リズムをチェック

居住者が夜型なのか朝型なのか、その比率は生活の快適さに直結します。

コミュニティでの交流を求めているのに生活リズムが合わずに全く交流できなかったということも稀にあります。

運営に「入居者の生活リズム」や「共有部が混む時間帯」を聞いて、あなたの生活リズムと重ねてみてください。

イベントの頻度をチェック

イベントの頻度と規模は、交流の濃さを測る目安です。

運営者主催のイベントや居住者主催のイベントなのか、参加は任意なのか、など確認しておくと、自分の望む距離感と合うか判断しやすくなります。

静かに暮らしたい方は、負担感の少ない運用かを目安にしましょう。

定着度

入れ替わり頻度や平均の居住期間は、住みやすさの逆指標になりがちです。

短期退去が続く場合、騒音・清掃・ルール不一致など構造的な課題が潜んでいることもあります。

直近半年〜1年の動きを数字で聞けるとベストですが、常に空室があり募集をしているシェアハウスは何が要因なのか仮説を立てておくと良いでしょう。

コミュニケーションの質

コミュニケーションボード(掲示板)がある場合は、注意喚起が攻撃的になっていないか、情報が最新で整理されているかなど文面のトーンに注目。

また、問題が起きたときの対処フローが明確になっているか運営者に確認を取れると安心です。

丁寧な言葉が回る家は、トラブル時も収まりが早いものです。

周辺環境

物件が素敵でも、坂や暗い夜道、最終バスの早さにモヤッとする日が続くと、満足度はじわじわ下がってしまいます。

部屋だけでなく行き帰りの導線まで含めて周辺環境をしっかりと調査しておきましょう。

街並みを平日と週末の昼・夜にチェック

街は時間帯で表情が変わります。

希望する物件が遠方でない限りは、平日の昼夜・週末の昼夜のいずれかに街並みを見ながら歩いてみると、その街の顔がよくわかります。

人の流れ、騒音、店の稼働がガラッと違うので、街並みはもちろん、シェアハウスまでの道のりも不安がないか確認していきましょう。

駅まで“実歩”で体感

公式サイトや地図の分数はあくまで目安です。

特にシェハウスポータルサイトなど、不動産の広告表示ルールに基づいて記載されていることが多く、計算上の基準は「1分あたり80メートル」と定められています。

坂や階段、信号待ちや横断のしやすさを自分の足でしっかり確認しましょう。
大雨の日や重い荷物を持って歩くことを想定すると立地の現実が見えます。

最終バス・終電などの帰宅動線の確認

夜が遅くなってしまう方は、特に最終バスや電車の確認が必須です。

最終バス時刻(平日/休日の差)と乗り場などは事前にもチェックできるので確認をしておくと良いでしょう。

また、終電後のタクシーの捕まりやすさ(乗り場・アプリの呼べる位置)を押さえておくといざという時も安心です。

生活利便(徒歩圏)

ライフラインの距離感は生活の満足度に直結します。

コンビニ・スーパー・ドラッグ・100均・ATM・病院/歯科・クリーニングなど、自分が日常的に使用するであろう施設をピックアップして、地図だけでなく現地目視で確認しましょう。

価格帯や営業時間、混雑時間も見ておけると生活のしやすさもわるのでおすすめですよ。

夜道と防犯

帰宅導線の安心感は、住み心地に直結します。

女性は特に、シェアハウス周辺の、街灯の間隔・明るさ、人通り、死角、防犯カメラや交番の位置などをチェックしましょう。

「(地域名)+治安」で口コミをWebサイトで下見しておくと、暮らしのイメージが具体化します。

騒音・においのホットスポット

幹線道路・踏切・飲食街・工場・学校・公園は時間帯で音が変わる場所です。
換気扇の排気や川の悪臭も念のため確認しておくと良いでしょう。

物件は良くても“道”がうるさいと夜眠れないということもあります。

早朝の集配・清掃車、深夜の飲み屋の締め音は、内見の時間帯では見えにくい要素なので、可能なら短時間でも外観だけ確認して印象をつかみましょう。

駐輪・駐車

自転車の持ち込みを予定しているなら、駐輪場の場所・屋根の有無・施錠方法・空き状況・月額を確認しておきましょう。

雨の日の出し入れや、エントランスまでの動線が安全か(段差・傾斜・車の出入り)も要チェックです。

放置自転車の扱い、深夜の出し入れ可否などルールの有無も聞いておくと安心ですよ。

車を使う場合は、近隣の月極やコインパーキングの相場、最大料金、夜間の上限をメモしておきましょう。

雨天/荒天シミュレーション

雨の日は小さな不便が積み重なります。
屋根の継ぎ目からの滴り、側溝の排水状況、歩道の水はねを一度チェックしてみてください。

駅までのルートは、傘で耐えられる距離か、濡れにくい迂回路があるかも実走で確認を

建物出入口や駐輪場に屋根・ひさしがあるか、強風時の吹き込みはどうかまで見ておくと、荒天のストレスをぐっと減らせます。

運営に聞くべき14の質問

内見は“家を見る日”でもあり、“運営の管理体制を見抜く日”でもあります。

答え方の具体性で、そのハウスの安定度はだいたい分かります。

まずは、基本の5問からいきましょう。

基本の5つの質問

入居者の勤務形態の比率

シェアハウスに今住んでいる方は出勤やリモートワーク、夜勤・日勤など勤務形態はどのような比率でしょうか?

混む時間帯や静音時間まで説明があれば上出来です。

トラブル時の対処フロー

設備や入居者同士のトラブルがあった場合は、どのようにすれば良いでしょうか?

騒音・清掃設備故障などの対応フローを確認しましょう。
過去事例を具体的に語れる運営は信頼度高め。

退去時の請求の目安

退去時はどのような費用がかかりますか?契約書などに記載があるのでしょうか。

退去時は原状回復・追加清掃・鍵交換の負担など様々な費用が発生することがあります。
この相場感の把握をしているか、また契約書に記載があるのか確認しましょう。

ネット環境の実力

家で仕事をすることもあるのですが、インターネットの速度はどの程度でしょうか。(測っても良いでしょうか)有線LANの接続はできますか?

平均速度とピーク時の落ち込み、有線LANの可否について、数字と履歴が出るなら安心です。

セキュリティの運用

入退館のセキュリティや個室の鍵はどのようになっていますか?鍵を無くしたときはどうしたら良いでしょうか。

入退館(IC/オートロック)、女性専用のルール、防犯カメラの設置場所などを確認しておくと良いでしょう。

周辺情報の5つの質問

終バスと終電について

最終バスと終電後、皆さんはどう帰っていますか?

夜間のルートについて

みなさん夜はどのようなルートで帰ってきますか?安全なルートなどあるのでしょうか?

駐輪場について

駐輪場にかかる料金や、空き待ちやルール違反などありますか?

終バスと終電について

最終バスと終電後、皆さんはどう帰っていますか?

ご近所トラブルについて

近所でのトラブルや気をつけるべき点などはありますか?

運営が“住人目線の答え”を返してくれるなら、日々のケアも期待できます。

コミュニティの質を見抜く4つの質問

イベントの頻度について

イベントはどの程度の頻度で開催されているのでしょうか。参加必須なものもあるのでしょうか。

月の回数やルールなども話の流れで確認しましょう。

入居者同士の連絡について

コミュニティ内での連絡手段はどのようになっていますか?掲示板やグループLINEなどがあるのでしょうか?

リビングの使われ方について

リビングでは仕事などの作業をしても良いでしょうか。何かルールがあれば伺いたいです。

ルールについて

シェアハウスのルールで特に注意すべきものは何ですか?

特に最近あったトラブルに起因するルールも多いと思いますので確認しておきましょう。

目で見てわかる!良いシェアハウスの見分け方

運営者はシェアハウスの品質管理者です。

運営者とは内見前から内見後までオンラインとオフラインでのやり取りがありますので、運営体制=コミュニティ品質、と考えてチェックしましょう。

質問以外でも以下の点からも入居者の質がわかります。

運営のサイン

  • 返信の速さ(48時間放置は減点)
  • 清掃体制(当番表/巡回/業者頻度が最新で掲示)
  • 故障時の初動(何分〜何時間で反応)
  • 掲示の更新が整っているか。

入居者のサイン

  • 共用部での挨拶の返り方
  • 張り紙のトーン(攻撃的でないか)
  • 冷蔵庫の区画とラベルが揃っているか
  • 短期退去の頻度と平均滞在(半年〜1年の数字を聞く)。

ここまで押さえれば、数字(事実)×運用(ルールの見える化)×安全(セキュリティ)の三拍子がチェックできます。

内見の手応えに迷ったら、もう一度この質問に戻ってみてください。

シェアハウス<br>運営者
シェアハウス
運営者

内見者の質問にきちんと答えられる運営者なら安心感がありますよね

まとめ

内見は「雰囲気で決めるイベント」ではありません。

数字(事実)×運用(見える化)×安全(ルール)を短時間で押さえる“検証作業”です。

本記事では、はじめての方でも迷わないように、実務ポイントを網羅しました。

不明点は質問テンプレで運営に確認、特約は条文と金額例で最終チェックしましょう!

シェアハウス<br>運営者
シェアハウス
運営者

このチェックをクリアできていたら、大外しはまずありません!

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